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【休職期間はどう決める?】ホライズンメールマガジン▼第075号 2017/09/29

▼第075号 ホライズンメールマガジン

----------休職期間はどう決める?

2017/09/29
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毎週金曜日発行

 

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■企業のための『労働問題 勉強会』を開催します。
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 当事務所では、少しでも多くの企業様に、企業経営に役立つ情報を提供させて頂きたいと考え、定期的に勉強会を開催させていただくことになりました。テーマは、昨今大変トラブルが増加している労働問題を中心に取扱います。ぜひご参加いただき、お役立ていただければ非常に幸いです。

 第1回:2017年10月18日 テーマ『退職金にまつわるトラブル』
 第2回:2017年12月6日 テーマ『従業員に対する損害賠償請求』

詳細・お申込みはこちら
>>> http://www.door-kigyouhoumu.net/seminar/kigyo

 

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1.最新トピックオピニオン

2.今週の更新情報

3.近況報告

 

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1.最新トピックオピニオン

 

 起訴休職の期間を2年間とする就業規則が無効であるとして解雇の無効が争われた訴訟で、解雇を有効とする判決が言い渡された。

 http://www.sankei.com/west/news/170925/wst1709250089-n1.html

 

 今回の事案では、傷害致死罪で起訴されたものの無罪を主張し、一審では懲役8年の実刑判決、控訴審では傷害罪と判断され、罰金刑が確定したという特殊性がある。

 罰金刑の場合は失職の要件にあたらないということで、2年間という上限を設けた起訴休職規定の有効性を含めて争われたのである。

 

 確かに、労働者の立場からすると無実の罪で逮捕・起訴され、長期間勾留された上で解雇までされたということでは踏んだり蹴ったりであり、争いたくなる気持ちもわからないではない。

 

 ただ、今回の裁判所の判断は妥当だろう。

 そもそも休職制度というのは法律上設置を義務づけられているわけではなく、使用者としては設置をしないことも可能である。そのため、どのような制度設計にするかについては、企業側に非常に広い裁量が認められている。

 

 本来、起訴休職という規定を設けないことも全く問題がなく、逮捕・起訴されて出勤できない場合、出勤できないことを理由にして直ちに解雇ができるとすることも許される以上、起訴休職を設けた上で上限を2年とすることも基本的には自由なのである。

 したがって、今回のケースでも解雇の有効性は認められてしかるべきであろう。

 

 もちろん、労働者の救済という観点は重要であるが、それは国家賠償や刑事補償という制度の中で取り組まれるべきことであり、雇用主が被るべきものでもないだろう。

 休職制度のあり方という点からは興味深い裁判例である。



※ LEGAL NEWS TOPICS(毎週月曜更新)
>>> http://www.horizon-law.jp/news/legal-news-topics-vol-080/
前の週の法律関連ニュースにコメントをつけてご紹介しています!

 

 

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2. 今週の更新情報

 当事務所が運営しているウェブサイトの更新情報です。


【1】人事労務(毎週火曜更新)
 『事業譲渡で一部の労働者だけ移籍させることはできる?』
 >>> http://www.roumu-startline.net/topics/080

 事業譲渡をした場合、労働者が同意すれば、その労働者を移籍させることができます。それでは、移籍する労働者を会社が選別し、一部の労働者だけを移籍させることはできるでしょうか?


【2】ホライズンのオススメ!(毎週水曜日更新)
 『豆から挽けるコーヒーメーカー』
 >>> http://www.horizon-law.jp/news/coffee-maker/

 今回ご紹介するのは無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」です。一般的なコーヒーメーカーよりお高めですが、毎朝挽きたての美味しいコーヒーが飲めます。


【3】企業法務(毎週木曜更新)
 『取締役会に監査役が出席しないと違法?』
 >>> http://www.door-kigyouhoumu.net/topics/079

 今回は、監査役の取締役会への出席義務についてです。原則として出席義務がありますが、出席しなくてもよい場合もありますので、よく理解して取締役会を運営していきましょう。

 

※ 最新の更新情報は当事務所のFacebookページでもお知らせしています。
ぜひ「いいね!」をお願いします。
 >>> https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/

 

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3. 近況報告

 降って湧いたような衆議院の解散で驚いていたら突然新党が立ち上がって都知事が党首になり、そこに民進党が合流という、悪酔いしそうな急展開ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。

 私の方は最近朝早く目が醒めるようになってしまい、今日も5時半に目覚めてしまいました。で、テレビと部屋の電気が付けっ放しで寝ているのに気づいて愕然とするという展開。

 あまり得意でない赤ワインを飲んだせいでしょうか?息絶えていたようです。

 でも、そのおかげで?目覚めのコーヒーとともに暴れん坊将軍を堪能できました。松平健かっこいいですね。

 というわけで今回はこのあたりで。今後とも宜しくお願いします。

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 こんにちは、坂東です。
 昨日は雨のせいで駅までのバスが30分遅れでした。
 ダイヤが乱れすぎて、2台連なってバス停に来ました。
 バスはこれがあるから怖い。。。

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