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▼第151号 ホライズンメールマガジン
----------危険な懇親会
2019/04/26
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毎週金曜日発行
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1.最新トピックオピニオン
2.今週のオススメ
3.Horizon労働問題フォーラムのお知らせ
4.近況報告
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1.最新トピックオピニオン
職場の送別会で胴上げをされた際に誤って路上に落下し、後遺障害を負ったことに対し、損害賠償を求めて提訴した、との報道がなされている。
https://www.topics.or.jp/articles/-/193808
胴上げについては頭から落ちたりすると非常に危険で、重大な事故になってしまっているケースも珍しくない。今回のケースでも、胴上げをした方々も、もちろん悪意があってやったことではないだろうが、結果として重大な事態になってしまったとするならば、やはり不幸なことである。
もっとも、今回のケースでは胴上げをした当事者だけではなく、雇用主としての立場にあった徳島大学も被告となっているようである。実際に会社の責任が認められるのか?という点はなかなか興味深いポイントである。
会社の飲み会などについても、例えばセクハラのケースなどでは、使用者に責任が認められることはありうるし、暴力事件が起きたようなケースでも責任が認められる可能性はあるだろう。
このようなケースは故意に行われた行為によって被害が生じたものであり、かつ、ある程度使用者としても発生が予想できるところもあることから、使用者として、被害の発生を防ぐべき義務があると評価しやすいところと思われる。
これに対し、今回のケースは、胴上げ自体は怪我を負わせることを目的として行われたものではない。それが、結果として過失によって被害を生じさせてしまった場合に、使用者がそのような被害を防止すべき義務がどこまであるのか、また、そのためになにをしておくべきだったのか?という点は非常に難しい判断となるだろう。
いずれにしても、今後の動向が注目される裁判である。
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2. 今週のオススメ
当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
【ホライズンのオススメ! №158】『孫子』を読む
>>> http://www.horizon-law.jp/news/sonsi-wo-yomu/
今回は坂東弁護士のオススメ書籍「『孫子』を読む」(浅野裕一著、講談社現代新書)をご紹介しています。孫子というとビジネスに活かすという観点の解説書も多いですが、こちらは歴史読み物として楽しめる1冊です。
※ 最新の更新情報は当事務所のFacebookページでもお知らせしています。
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3. Horizon労働問題フォーラムのお知らせ
事務所では『Horizon労働問題フォーラム』として、不定期のセミナーと定期的な勉強会を開催しています。ぜひご参加ください。
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■ 労働問題勉強会2019
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◆従業員の不祥事対応(講師:荒井里佳)
(企業向け) 2019年5月29日(水)
詳細・お申込みは以下のURLからお願いいたします。
◎社会保険労務士向け勉強会
社労士向け勉強会は、すべて満席となっております。キャンセル待ちを受け付けております。
>>> https://www.door-kigyouhoumu.net/seminar/sr
◎企業向け勉強会
>>> https://www.door-kigyouhoumu.net/seminar/kigyo
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4. 近況報告
最近はなんでもかんでも、平成最後!という言葉が飛び交っているわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。
今日は平成最後の金曜日、だそうで、このメルマガもこの号が平成最後の号となります。
まぁでも元号が変わるというのはなんとなく気分一新ということで良いことなのではないか?と最近思うようになってきました。江戸時代などに不幸が起きると改元していたという気持ちもなんとなくわかる気がします。明和9年が「めいわく」だからといって改元されたりとか。
今回の改元も、令和を記念して福箱なんかを売り出すお店もあるようですし、1年に2回正月が来るようなものと考えればそれなりに経済効果もありそうです。
でも、よくいっているマッサージ屋さんで、令和元年だから1時間1018円で受けられるキャンペーンしない?と提案してみたらあっさり却下されてしまいました。。。
というわけで今回はこのあたりで。
令和になりましても引き続きよろしくお願いします。
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