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【労働トラブルへの対応を誤った場合のリスク】ホライズンメールマガジン▼第059号 2017/06/02

▼第059号 ホライズンメールマガジン

----------労働トラブルへの対応を誤った場合のリスク
2017/06/02

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毎週金曜日発行

 

■■■INDEX──────────────────────────────

1.最新トピックオピニオン

2.今週の更新情報

3.近況報告


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1.最新トピックオピニオン


 労働組合への加入後にシュレッダー係に配置転換されたのは違法だとして争われていたケースで、元の営業職への復帰などを内容とする和解が成立したとの報道がなされた。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201705/CK2017052502000267.html


 今回の経過は次のようなものである。

 事故を理由に従業員に損害賠償請求
→労働組合加入
→配置転換
→提訴
→懲戒解雇
→懲戒解雇撤回
→配置転換撤回

 

 配転に関しては和解が成立したものの、他にも残業代請求などの問題が係属しているという。また、他の従業員からも請求が発生しているようだ。会社の対応が完全に火に油を注ぐ結果となってしまっているのが経過からは明らかである。

 

 使用者側で労働事件を対応する立場見る場合、やはりしっかり検証しなければならないケースである。

 まずそもそも事故を起こした際に、従業員に対して損害賠償請求を行ったことが適切だったのか?という点が問題になるだろう。

 従業員が故意にやったり、よほど重大な過失がなければ基本的には認められないことが多い。4月7日のメルマガでも取り上げたが、会社から行った損害賠償請求が不当訴訟だとして逆に会社側に損害賠償請求が命じられた例もある。そして、今回の例のように組合への加入などからトラブルが拡大することも十分に予想される(退職したくないケースではやはり組合への加入は割と確率が高い)。これらの事情(リスク)を考慮して、なお請求するべきだったかは検証が必要だろう。

 

 また、労働組合への加入後の対応はやはりかなり問題があると言わざるを得ない。
組合加入を理由とする不利益な取り扱いとして不当労働行為と評価される可能性は非常に高いだろう。

 提訴を理由として懲戒解雇するといった対応に関してはもはやコメントすることすら不要と思われるレベルのまずい対応である。

 

 このように非常にまずい対応を繰り返してしまっているケースと考えられるが、もし弁護士や社会保険労務士といった専門家のアドバイスを受けずに、会社が独断で進めてしまったのだとしたらやはり専門家の意見は聴くべきだ、ということになるだろう。

 

 ただ、話を聴くと、このように強気な?対応をアドバイスする弁護士などもいるようである。そして、恐ろしいことに、そういう弁護士が、腕が良いと評判だったりすることもある。
どういうことかというと、普通であれば損害賠償の時点からリスクを考えてやめた方が良いとアドバイスをするところ、むしろ積極的に損害賠償を推し進め、結果的に損害賠償が取れてしまった場合、他の弁護士がダメだといったケースで勝ったのだからこの弁護士は腕が良い、ということになってしまうことがあるのである。ただ、今回のケースを見ればわかるように、非常にハイリスクハイリターンであることは間違いがない。専門家を選ぶ立場としては非常にやっかいな問題だろう。

 

 今回のケースがなぜこうなってしまったのかはわからない。ただ、慎重に対応していればこんなことにはならなかったのに・・・と思うと残念でならない。


※ LEGAL NEWS TOPICS(毎週月曜更新)
>>> http://www.horizon-law.jp/news/news064/
前の週の法律関連ニュースにコメントをつけてご紹介しています!


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2. 今週の更新情報

 当事務所が運営しているウェブサイトの更新情報です。


【1】人事労務(毎週火曜更新)
 『試用期間の代わりに有期契約にしたら?』
 >>> http://www.roumu-startline.net/topics/064

 前々回のこのコーナーでは、試用期間であっても自由に解雇(本採用拒否)できるわけではないということを解説しました。ならば最初は有期契約にして、問題ない場合は改めて期間の定めのない契約を結べばいいのでは?と考える方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回は試用期間の代わりに有期契約にした場合の注意点を解説しています。


【2】ホライズンのオススメ!(毎週水曜日更新)
 『久留米ラーメン くるめや』
 >>> http://www.horizon-law.jp/news/kurumeramen/

 今回ご紹介するのは西新橋にある久留米ラーメンのお店「くるめや」です。福岡県久留米市は豚骨ラーメン発祥の地だそうで、伝統的な濃厚豚骨ラーメンが味わえます。


【3】企業法務(毎週木曜更新)
 『景表法に違反すると?』
 >>> http://www.door-kigyouhoumu.net/topics/063

 前回までは、広告を出したり、キャンペーンで景品を配ったりといった様々な場面で景品表示法の規制があるということを解説してきました。今回は違反を疑われた場合の対応について解説しています。

 

※ 最新の更新情報は当事務所のFacebookページでもお知らせしています。
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3. 近況報告

 6月です!皆様いかがお過ごしでしょうか。弁護士の高井です。

 当事務所では先日IT企業向けに競業防止セミナー、というものを実施させていただきました!いや、私は今回は出番がなかったのですが、概ねご好評いただけたようでなによりでした。また企画させていただきたいと思いますのでぜひご参加いただければと存じます!

 さて、で、私の方はここのところ薬局巡りに精を出しまして・・・そう、ロート製薬が数量限定で出した、スライム目薬を探し求める旅に出たのです!

http://dq.rohto.com

 いやー、どこもなかなか売っておらず、ようやく巣鴨のマツモトキヨシで発見。お一人様一点限りということで、頑張って購入してみました・・・普段目薬ほとんど使わないのにw
なんともいえない愛くるしさを漂わせて私の机に鎮座ましましています。
しかし結構どこも品切れなのですが、どうやらネットではやはり高値で転売などされている模様。ひどい話です。

 というわけで今回はこのあたりで。
 今後ともよろしくお願いいたします。


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■技術流出・情報漏えいを“未然に”防ぐ「競業防止セミナー」を開催いたしました。
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 5月26日(金)、IT・技術系企業の方を対象に「競業防止セミナー」を開催いたしました。
当事務所の坂東弁護士・荒井弁護士が講師を担当し、従業員および役員による秘密情報漏えいに関する予防策、競業行為に対する対抗措置などについてお話しました。

 >>> http://www.door-kigyouhoumu.net/seminar/20170526-2

 

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