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▼第469号 ホライズンメールマガジン
----------内定式
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毎週金曜日発行
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1.最新トピックオピニオン
2.今週のオススメ
3.近況報告
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1.最新トピックオピニオン
10月1日、今年も多くの企業で内定式が行われた。
https://www.asahi.com/articles/ASTB1329VTB1ULFA00XM.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
記事の中では内定者が一斉に折り紙でハートを作ってギネスに挑戦したなんて話が出ているが、一体感を高める意図のようである。未曾有の売り手市場という中で、内定辞退を回避するために各企業もいろいろと取り組んでいる。
法律的に見ると、内定に至った場合、裁判例では始期付解約権留保付労働契約が成立するものとされている。
文字面で見ると非常にややこしいが、要するに始期付きということで、一般的には翌年4月から、という始期が設けられており、解約権留保付ということで、一定のやむを得ない事情がある場合には内定を取り消すことができる前提で雇用契約が成立しているということである。
契約が成立しているので、勝手に内定取消をしたような場合には損害賠償請求に止まらず、解雇の場合と同じように地位確認請求が認められるという点で特徴がある。
内定を取り消すこともリスクがあることを踏まえて対応が求められるところである。
また、同じく法律的でややこしい話で恐縮だが、始期付解約権留保付労働契約としてとらえられる内定というのはいわゆる新卒一括採用の場合の内定と考えられる。
例えば中途入社の場合で、さほど間を置かずに就労開始時期が定められているような場合には、単純に雇用契約が成立しているものと評価される場合もあるので、同じく注意が必要だろう。
いずれにしても、売り手市場という中で、内定取消なんて、という可能性は低いかもしれない。
ただ、中には事情により取り消さざるを得ない場合もあるのであって、紛争を避けるという観点からも丁寧な対応が必要である。
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2. 今週のオススメ
当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
【ホライズンのオススメ! No.477】『書籍「ラブカは静かに弓を持つ」』
>>>https://www.horizon-law.jp/news/osusume-book-6/
今回は高井弁護士が、書籍『ラブカは静かに弓を持つ』をご紹介。「著作権」問題をテーマに描く社会派小説とのことですが、著作権管理団体に属する主人公が覆面調査員としてチェロ教室に潜入するというあらすじを聞くと、なんだかわくわく読み進められそうですよね。読書の秋にぜひ!
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3. 近況報告
今年もあと3ヶ月になってしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
弁護士の高井です。
最近のことなのですが、事務所の入っているビルがトイレの改装工事を行っております。
上の階から順番に、ということなので今まさにうちのフロアが工事中で、トイレを使う場合は2階下の7階のトイレまで行かなければなりません。
わずか2フロアと言ってもなんともめんどくさい。
トイレを我慢するようになって膀胱炎などにならないか、ちょっと心配だったりします。
まぁでも改装後は、女子トイレが増えるということですし、きれいになるということで、なんとか我慢していきたいと思います。
というわけで、ランチタイムに配信しているメルマガなのに、トイレの話でよかったのか?という疑問はありますが、まぁご愛嬌ということで。
今後ともよろしくお願いします。
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