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【敗訴的和解】ホライズンメールマガジン▼第425号
2024/11/08

▼第425号 ホライズンメールマガジン

----------敗訴的和解

 
2024/11/08

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毎週金曜日発行

 

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1.最新トピックオピニオン

2.今週のオススメ

3.近況報告

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1.最新トピックオピニオン

  学校法人の元職員3人が退職強要を受けたとして損害賠償請求を行っていた事件で、法人側が謝罪するとともに9200万円を支払う和解が成立したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20241106-OYT1T50195/

 

和解の内容としてはなかなか衝撃的な内容である。

まず謝罪文言が入っている点。

労働者側が、自身が被害者であるとして和解するのであれば謝罪を求めるといった要求が出ることはよくある。ただ、法律で謝罪を強制することはできないし、多くのケースでは主張が対立している状況なので、謝罪文言が和解の条件として入ってくることは多くない。

 

また、金額としても3人で9200万円という金額はかなり高額である。

もっとも、このケースではパワハラ的な言動で労災認定もされているということで、慰謝料だけでなく、就労できなくなったことに対する逸失利益なども損害に入ってきているのだろう。

事案によっては損害自体が大きくなる可能性が十分あるので注意は必要である。

また、こういった退職強要で9200万円といった数字が一人歩きすると、事案の違いを無視してこれだけ払うべきといった主張をしてくる可能性もあるのは気がかりである。

 

あとは、こういった和解のケースでは多くのケースで口外禁止条項というものが設けられるが、今回は記者会見をされているとのことで、そのような条項は設けられていない。おそらく法人側は希望したが労働者側が拒否したということのように思われる。

 

いずれにしてもこれだけ大きな問題となってしまうと法人としてのレピュテーションリスクなども非常に大きい。

「腐ったミカン」といったフレーズと共に事案としても悪質ととらえられてしまう事案であり、企業としての危機管理としても気をつけておきたい事案である。

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2. 今週のオススメ

 当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。

【ホライズンのオススメ! No.432】『書籍「婚活マエストロ」「傲慢と善良」』

>>>https://www.horizon-law.jp/news/osusume-books/

今回は高井弁護士が、「婚活」テーマの書籍2作品をご紹介。現代ではすっかりお馴染みとなった「婚活」というカジュアルなワードですが、そこにいる人間それぞれに物語があることは忘れられがちなのかもしれません...

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3. 近況報告

 11月になって急に寒くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 弁護士の高井です。

 

 相変わらず自転車通勤を続けているのですが、11月から自転車の罰則が厳しくなりましたよ!というのはいろいろとメディアなどで取り上げられているところです。

そんな中、先日朝事務所に向かっていると目の前にいるのが話題のモペット。

原付扱いらしいのでナンバープレートをつけるとか、いろいろ必要らしいですが、当然のようについてません。

で、乗ってる人はしっかりヘッドホンをつけてます。

なんか見事なまでにやってはいけないと言われてることが重なっていて、取り締まりがあったら一発でアウトだろうなぁと思いながら後ろを走っていたのですが・・・信号とかはちゃんと守るんですね。なんか変に感心してしまいました。

まぁでも自転車と歩行者の事故なども危ないですから、ほんと気をつけたいところです。

 

 というわけで今週はこのあたりで。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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