企業の皆様の運営上の様々な法律問題について弁護士がサポートいたします。顧問弁護士をお探しなら、ホライズンパートナーズ法律事務所まで
アクセス | 新橋駅 徒歩8分 虎ノ門駅 徒歩3分 内幸町関 徒歩3分 霞ヶ関駅 徒歩4分 虎ノ門ヒルズ駅 徒歩7分 |
---|
受付時間 | 平日 9:30~20:00 |
---|
▼第354号 ホライズンメールマガジン
----------技術革新とミス
2023/06/09
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎週金曜日発行
■■■INDEX──────────────────────────────
1.最新トピックオピニオン
2.今週のオススメ
3.近況報告
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
1.最新トピックオピニオン
最近なにかと話題のチャットGPT。
大学のレポートでの使用は禁止になったとか、国会での質問をチャットGPTで作ったとか、いろいろな報道を目にする。
そんな中、メールマガジンで、弁護士が裁判でチャットGPTを使ったらこうなった、といった記事が送られてきた。
https://newspicks.com/news/8525690/body/
https://www.sankei.com/article/20230531-SKPDGTD7VNL5HEDRHRCN5PQXHE/
どうも、アメリカの裁判で、弁護士がチャットGPTを使って書面を作成したところ、実在しない判例を6件もでっちあげた内容が作成され、そのまま提出されたということのようである。
なかなか衝撃的な内容である。
実際に自分で使ってみたことはないが、どうも内容的に間違った内容が回答されることが多いと言った話はよく聞くところで、そんなものかと思っていたが、自分で有利な主張をするために判例自体をでっち上げるとはなかなか大したものである。
新しい技術があらわれたときに、どのように向き合うかはなかなか難しい問題であるが、少なくとも最終的には作成名義人は自分になるのであるから、責任を持って確認する必要があることは間違いない。
チャットGPTに限らず、例えばグーグル翻訳などもだいぶ精度があがったとはいっても確認しないと恐ろしい誤訳になっていたりする。特に主語が抜けた文章などは全く意味が通らない翻訳になっていることも多い。
企業として使用にルールを設けるところも増えてきているようであるが、会社としての信用問題になりかねないところもあり、丁寧な対応が求められる。
ちなみに、個人的にはこの弁護士がどうなるのか、ちょっと興味があるところである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2. 今週のオススメ
当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
【ホライズンのオススメ! №362】MLB The Show 23
>>> https://www.horizon-law.jp/news/mlb-the-show-23/
今回は田代弁護士のオススメ!野球ゲーム「MLB The Show 23」です。グラフィックがリアルに感じられ、臨場感があります。メジャー好きの方は、もうすでにゲームされていらっしゃいますでしょうか?!
※ 最新の更新情報は当事務所のFacebookページでもお知らせしています。
ぜひ「いいね!」をお願いします。
>>> https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
3. 近況報告
なにかまた台風が近づいてきているようで不穏な日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。
今回はチャットGPTを取り上げましたが、グーグル翻訳の利用で一度だけ忘れられない利用経験があります。
たしかマレーシアの少数民族が話す言語が母国語という外国人の刑事事件を昔取り扱ったときに、通訳人さんが1ヶ月間海外にいっている(しかも通訳できる人は一人しか居ない)ということがあり、とりあえず本人に状況をなんとか説明しないと!と思って、グーグル翻訳を調べたところその言語が搭載されていました。
なので、緊急避難的にすごく主語述語の明確な、小学生が書くような日本語を入力してその言語に翻訳してもらい、そのままプリントアウトして本人に送りました。
後で会いに行ったときに確認したところ、一応伝わっていたようでほっとした記憶があります。
まぁそれはそれとして、チャットGPTにこの記事の解説書いて、とか頼んだらこのメルマガの原稿すぐできるのかなぁ?と思って止まない今日この頃です。
というわけで今週はこのあたりで。
今後ともよろしくお願い致します。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ご友人などへの転送はご自由にどうぞ!
ただし著作権は当事務所に帰属しますのでその点はご注意を!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
バックナンバーはこちら
http://www.door-kigyouhoumu.net/mailmagazine
───────────────────────────────────
■ 発行元:ホライズンパートナーズ法律事務所
【事務所公式】
https://www.horizon-law.jp/
【Facebook】
https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/
【スタートライン人事労務】
http://www.roumu-startline.net/
【企業法務の扉】
http://www.door-kigyouhoumu.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホライズンパートナーズ法律事務所では週1回、メールマガジンを発行しています。労働問題を中心に、企業法務等に関する近時のニュースや最新判例を弁護士の視点で解説します。ぜひご登録ください。