【解雇無効でも就労させず？】ホライズンメールマガジン▼第300号　2022/04/28

企業の皆様の運営上の様々な法律問題について弁護士がサポートいたします。顧問弁護士をお探しなら、ホライズンパートナーズ法律事務所まで

契約書・労務問題・債権回収等の中小企業の法律相談はこちら東京の弁護士による企業法律相談

東京都港区西新橋1-6-13 柏屋ビル9階　ホライズンパートナーズ法律事務所

アクセス	新橋駅　徒歩8分虎ノ門駅　徒歩3分内幸町関　徒歩3分霞ヶ関駅　徒歩4分虎ノ門ﾋﾙｽﾞ駅徒歩7分

受付時間	平日　9:30～20:00

ご相談予約・お問い合わせはこちらへ

03-6206-1078

メールでのお問い合わせはこちら

トップページメルマガバックナンバー

【解雇無効でも就労させず？】ホライズンメールマガジン▼第300号　2022/04/28

▼第300号　ホライズンメールマガジン

----------解雇無効でも就労させず？

2022/04/28

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎週金曜日発行

■■■ＩＮＤＥＸ──────────────────────────────

1.最新トピックオピニオン

2.今週のオススメ

3.近況報告

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

１．最新トピックオピニオン

　神社本庁の職員が、解雇が無効であることが確定したにもかかわらず出勤を拒まれている、との報道がなされている。

　https://www.tokyo-np.co.jp/article/173842

　解雇が無効であると判断された場合、就労していない期間についても賃金の支払義務が生じることに加え、復職が認められることとなる。

　今回の報道は、判決が確定したにもかかわらず復職をさせていないことを非難するかのように読める部分があるが、最高裁の決定が２１日に出されたのであれば、決定を受領したのは２２日だろう。復職にあたっての環境調整等を考えれば、ある程度時間がかかることはやむを得ず、出勤免除の通知を出して賃金を支払うのであれば、この対応を非難するのは筋違いだろう。

　もっとも、これが長期化すればやはり違法との評価を受ける可能性も出てくるのでその点は注意が必要である。

　なお、今回は最高裁まで争われたケースであるが、数年分の賃金を支払った上で復職してもらうとなると使用者側としては相当の負担となる部分がある。

　公益通報的な側面もある事案で、かなり使用者側にとっては分が悪いように思われるし、特殊な業種でのことでもあるので、早めに復職を前提とした対応を検討すべき事案だったようにも思えるところである。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

２. 今週のオススメ

　当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ！」を更新しています。

【ホライズンのオススメ！ №308】極上のり弁
　>>> https://www.horizon-law.jp/news/noriben-yamanobori/

　今回は田島弁護士のオススメ、新橋駅構内の海苔弁当専門店「刷毛じょうゆ海苔弁山登り」です。のり弁というとお手軽なイメージですが、こちらは1000円以上する高級のり弁。新橋にお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

※ 最新の更新情報は当事務所のＦａｃｅｂｏｏｋページでもお知らせしています。

ぜひ「いいね！」をお願いします。
>>> https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

３. 近況報告