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▼第254号 ホライズンメールマガジン
----------その解雇、証拠ありますか?
2021/05/28
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毎週金曜日発行
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1.最新トピックオピニオン
2.今週のオススメ
3.近況報告
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1.最新トピックオピニオン
パワハラを理由に障害者支援施設を懲戒解雇された従業員が地位確認を求めた事案で、高知地裁が解雇を無効とする判決を言い渡した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20210521/8010011450.html
報道によると、「パワハラを行ったと認められる適切な証拠はない」という判断が示されたようである。
セミナーや勉強会などでも繰り返しお話しているところであるが、日本の解雇規制は厳しいのか?を考えるにあたっては、そもそも使用者側が主張する解雇理由が立証できていないケースが相当数あることは重要なポイントである。
今回のケースのように、パワハラをした証拠がなく、パワハラをした事実が認められない、となると、なんの理由もなく解雇したのと同じことになってしまう。要するに、経営者が、あいつは気に入らないから解雇する、というのと同じ事になってしまうので、解雇が無効となるのは当然とすらいえる。
解雇できるか?という相談を受ける際には、どうしても、この理由で解雇したら重すぎて無効にならないか?という観点で相談を受けることが多いが、その前提として、解雇理由を従業員から争われた場合に立証するための証拠がどの程度あるか?といった観点からの考察は不可欠である。
なお、特に注意が必要なのは、本人は認めています、といった場合だったりする。
いざ解雇、といった形になった場合には突然言い分をひっくり返して否認してくることは十分にあり得る。安心せずにしっかりとした形で証拠確保を図るべきと言えるだろう。
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2. 今週のオススメ
当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
【ホライズンのオススメ! №253】長命寺の桜もち
>>> http://www.horizon-law.jp/news/chomeiji-sakuramochi/
今回は荒井弁護士のオススメ「長命寺の桜もち」をご紹介しています。隅田川のほとりで300年前から続く「山本や」は桜もち発祥のお店だそうです。和菓子の好きなかたはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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3. 近況報告
緊急事態宣言もまた延長されるようで、どうにも落ち着かないですね。そんな中、じわじわと東京オリンピック用のラッピングなどが街中に増えてきているのがどうにも気になるというか、イライラさせるというか、ざわざわしている弁護士の高井です。やるかどうかはともかく、少なくとも外国からのお客さん来ないんだったら、こんなところに予算使わなくてよくない?とか思ってしまいますけどね。どーなんでしょう。
さて、緊急事態宣言が出されたときに、都の要請には従わないぞ!といって話題となった寄席ですが、結局営業自粛ということになりました。
ただ、やはり存続が厳しい、ということで、現在落語協会と落語芸術協会とが共同してクラウドファンディングを行っています。
https://readyfor.jp/projects/yose
ちなみに、リターンはなんとあの笑点でもお馴染みの春風亭昇太師匠の直筆サイン色紙など!?いや、このリターンでこれだけの支援額が集まっているのは寄席好きの人たちは凄いなぁと思うところですが、もしよろしければご覧いただければと思います。
まぁほんとはポンッと1000万くらい寄付できればかっこいいんでしょうが、宝くじが当たったときまでその機会は取っておきたいと思います。
というわけで今週はこのあたりで。
今後ともよろしくお願いします。
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