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▼第187号 ホライズンメールマガジン
----------粉飾残業ねぇ・・・
2020/01/24
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毎週金曜日発行
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1.最新トピックオピニオン
2.今週のオススメ
3.近況報告
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1.最新トピックオピニオン
働き方改革関連での労基法改正によって、一定の基準を超えた時間外労働が発生した場合には、罰則の対象となることになった。
企業にとっては非常に重要な問題で、労働時間管理には今まで以上に慎重な対応が求められるところである。
そんな中、ネットを見ていたら、「粉飾残業」のあきれた言い訳と手口、なんて記事が掲載されていた。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2001/23/news020.html
コンサルの人が書いている記事で、要するに、実際の労働時間よりも過小な申告をしているのがけしからん!ということなのであるが・・・労務管理としてはかなりさみしい内容となっている。
いわゆる残業代請求の最近の実態などを考えれば問題点は明らかである。
最近では労働時間を管理する責任が使用者にある、ということは以前よりはだいぶ知られるようになってきている。そのため、企業側が時間管理を行い、その管理をしている時間に則って残業代の支払いも行っているにもかかわらず、実際の労働時間はそれよりも長かったとして多額の残業代の請求を受けるケースが増えている。
当然ながら、時間管理をそもそも行っていない企業もまだまだあるし、そのようなケースで請求されているケースも多いのであるが、時間管理をしているのにさらなる請求を受けるケースの方が実態は深刻である。
そして、そのようなケースで問題になってくるのが客観的証拠である。典型的にはパソコンのログや会社への入退出の記録、さらには首都圏で電車通勤しているケースであれば自宅と会社の最寄り駅を定期で通過した記録なども一つの資料になってくる。
これらの客観的なデータが、会社側と労働者側どちらの主張が正当かを判断する上で重要な証拠になっている。
そうだとすれば、やはり企業側が本気で労働時間管理を行おうとするのであれば、これらの客観的なデータに基づいて判断をしていく必要があるところである。
パソコンのログや入退出記録などは確認も比較的容易であろう。
タイムカードの打刻時間などと大きなずれがあるようなケースであれば、その原因を確認したうえで、対策を講じる必要がある。
その際には、業務の見直しを行ったり、人員配置を見直す必要があるケースもあるだろう。
手間は掛かるが一つ一つじっくりと取り組む必要がある問題といえるだろう。
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2. 今週のオススメ
当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
【ホライズンのオススメ! №195】ヒカルの碁
>>> http://www.horizon-law.jp/news/hikaru-no-go/
今回は高井弁護士のおすすめマンガ「ヒカルの碁」をご紹介しています。連載当時、囲碁ブームを巻き起こした漫画です。囲碁のルールがわからなくても楽しめる作品ですので、ぜひご一読ください。
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4. 近況報告
先日久しぶりに映画館で映画を見てきました。弁護士の高井です。
見たのは「カイジ ファイナルゲーム」https://kaiji-final-game.jp/
大人気漫画の映画化第三弾ということで見に行ってみました。
前の2作は映画館ではなくDVDで見た記憶なのですが・・・今回もまた同じ感想を抱いてしまいました。
いや、映画としては面白く出来てると思います。完全オリジナルのゲームもほうほう、という感じでなかなか面白いですし。
ただ・・・自分が漫画のカイジで好きなのって、あのもったいぶった心理描写なんですよね・・・ギャンブルの中で一つの手を決めるまでに何ページもモノローグ形式で続くような。
巨人の星から脈々と続く野球漫画でもありますよね。ボール投げてバッターに届くまでの間に1話終わるみたいな話。
当然ながら映像化されてしまうとそんな心理描写は途端に影を潜めます。そりゃーそうです、映像を途中で止めて1分とかモノローグシーン入れてたりしたら変ですし。
なので、面白さの質がやっぱり原作と映画だと違うんだよなぁ・・・と今回も思ってしまいました。
まぁ全然楽しめる映画であることは間違いないのでもしよろしければぜひ!
今週のオススメ担当だったのでカイジにしようかなぁ・・・と思ったのですがあんまりオススメする感じでもなくなってしまったので近況報告で書いてみました。
というわけで今週はこのあたりで。
今後ともよろしくお願いします。
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