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【無期転換リスク】ホライズンメールマガジン▼第127号 2018/10/26

▼第127号 ホライズンメールマガジン

----------無期転換リスク

2018/10/26
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毎週金曜日発行

 

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1.最新トピックオピニオン

2.今週のオススメ

3.近況報告

 

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1.最新トピックオピニオン

 

 大手大学受験予備校の講師が雇い止めされたという事案で、労働局が予備校側に対して雇い止めが「社会通念上相当と認められるか疑問がある」などとして双方で話し合うよう河合塾に文書で助言した、との報道がなされている。

 https://www.asahi.com/articles/ASLBS570VLBSTIPE02B.html

 

 有期雇用の労働者の無期転換を防ぐための雇い止めについてはトラブルになっているケースも多く、企業側が対応に苦慮しているケースは多い。

 今回の報道の例でも、雇い止め自体の適法性は当然問題となることに加え、仮に違法な雇い止めだと評価され、雇用の継続、さらには無期転換まで認められたとした場合の労働条件の設定など、非常に難しい問題をはらんでいる。

 

 特に、今回の当事者の方は既に68歳ということであり、仮に雇い止めが無効であるとして雇用契約が継続されるとなると、定年の設定等がなされていないのでは?といった点が気になってくるところである(本人が希望するまで雇用を継続せざるを得なくなる可能性がある)。
企業としては慎重な雇用管理を行う必要があるといえるだろう。

 

 また、今回の報道でもう一つ注目されるのは労働局があえて文書で話し合いを促したという点である。

 文書が出されたことに対し、企業がどう対応するのかはなかなか難しい問題である。

 出来る限り尊重すべきという考え方が一つありうる一方で、承服しがたいケースも少なからずあるだろう。

 

 当然ながら労働局はあくまでも行政機関であるので、この意見は絶対に尊重しなければならないようなものではなく、争われた場合の最終的な判断は裁判所に委ねられることになる。

 実際行政機関がどこまで双方の言い分を適正に聞いた上で意見を出しているかも微妙なケースも相当数あり、なかなか判断が難しいケースも多い。

 

 訴訟や労働審判と言った裁判所での手続に移行した場合のリスクなどを含め、対応を慎重に検討するべきといえるだろう。

 

※ LEGAL NEWS TOPICS(毎週月曜更新)
>>> http://www.horizon-law.jp/news/legal-news-topics-vol-132/
前の週の法律関連ニュースにコメントをつけてご紹介しています!

 

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2. 今週のオススメ

 当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
 

【ホライズンのオススメ! №133】 Fit For PROFESSIONAL PROFIT
 >>> http://www.horizon-law.jp/news/fit-for-professional-profit/

 今週はホライズン美容部荒井弁護士のオススメ「Fit For PROFESSIONAL PROFIT ささみプロテインバー」です。鶏ささみを使ったソーセージで手軽にタンパク質を補給することができます。筋肉をつけたい方はぜひ!

 

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3. 近況報告

 今週は司法修習生に対して子どもの人権総論なんて大それたテーマで話をしたり、企業の担当者の方向けに労働時間管理の最前線なんてテーマのセミナーで講師をしたりとなかなかハードな一週間でした。皆様いかがお過ごしでしょうか?弁護士の高井です。

 

 そんな感じでハードな一週間ではありますが、やっぱり一番の関心は昨日行われたプロ野球のドラフト会議。他人事でありながらあの選手はどこに行くんだろう、と興味津々であります。個人的にはライオンズの指名できた選手は良い感じ!とご満悦です。

 

 しかし自分の契約先がくじで決められるというのは待っている選手としてはどういう気持ちなんだろうと非常に興味深いところです。以前は広島が猛練習をすることで有名で指名されると悲鳴を上げる選手もいたとかいなかったとか。まぁ前もってわかってるんですから入ってからブラック企業だとわかるようなケースより全然いいのでしょうが。

 というわけで今週はこのあたりで。
 今後ともよろしくお願いします。

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