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【退職代行が大流行?】ホライズンメールマガジン▼第115号 2018/07/27

▼第115号 ホライズンメールマガジン

----------退職代行が大流行?
2018/07/27
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毎週金曜日発行

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1.最新トピックオピニオン

2.今週のオススメ

3.近況報告

 

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1.最新トピックオピニオン


 退職の手続を代行する会社が結構利用されているらしい、という報道があった。

 https://www.j-cast.com/2018/07/21334344.html?p=all

 

 このようなサービスが利用される背景としては、人手不足の折、退職したいと申し出てもなかなか辞めさせてもらえないといったケースが相当数あることが推察される。

 

 ただ、このサービス、弁護士の立場からは本当に大丈夫?と思う点が少なくとも二点ある。

 

 一点目は交渉をしない、ということが本当に可能なのだろうか?という点。有償で他人の代理人として業務を行うことは弁護士法で弁護士以外には禁止されている。したがって、このサービスで交渉を行ってしまうと弁護士法違反ということになってしまう。

 退職するにあたっては退職の時期や引継ぎのやり方、有給休暇の処理など、どうしても交渉が必要になるように思えるのだが、本当に交渉をしていない、といえるのか、個人的にはなかなか疑問である。

 

 二点目は、本人が行った意思表示として扱って良いのか?という問題がある。

 会社としてみれば本当に本人がその会社に依頼したのか?という点は確認のしようがない部分があるし、だからといって本人に直接連絡をとっていくとなると、辞めさせないようにするブラック企業だ、等と言われかねないリスクがある。

 たまにトラブルになる例としては、親がやってきて子どもが退職すると言っているからということで退職の手続をしたら、実際には子どもは退職する意思はない、と言い出したりする場合があったりする。同じようなトラブルが起きないとも限らず、なかなかやっかいな問題である。

 

 辞める権利は労働者にあるのは法律上明らかなので、会社としては仮にこのような会社からの通知があった場合には、本人の自筆の署名、押印のある退職届を提出してもらう、といった方法でトラブルを回避していくことが重要だろう。


※ LEGAL NEWS TOPICS(毎週月曜更新)
>>> http://www.horizon-law.jp/news/legal-news-topics-vol-120/
前の週の法律関連ニュースにコメントをつけてご紹介しています!

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2. 今週のオススメ

 当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。
 

【ホライズンのオススメ! №121】 オススメ漫画
 >>> http://www.horizon-law.jp/news/osusume-manga/

 今週は高井弁護士のオススメ漫画です。前回は近代史をテーマにした漫画をご紹介しましたが、今回は「マンガ家」を取り扱った2作品を紹介しています。

 

※ 最新の更新情報は当事務所のFacebookページでもお知らせしています。
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 >>> https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/

 

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3. 近況報告

 暑いと思ったら突然台風の話がでてきたりと、本当によくわからない天気が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 私の方は試しにストレッチのお店に行ってみたら首の筋がおかしくなってしまいちょっとつらい状態が10日ほど続いております。小さい頃から身体が固いのがひょっとしたらなんとかなるかも!とか思っていましたが、なかなか厳しいようですw

 というわけで今週はこのあたりで。今後ともよろしくお願いいたします。

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