【手当は日割り計算?】ホライズンメールマガジン▼第278号 2021/11/19

▼第278号 ホライズンメールマガジン

----------手当は日割り計算?

2021/11/19

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎週金曜日発行

 

■■■INDEX──────────────────────────────

1.最新トピックオピニオン

2.今週のオススメ

3.近況報告
 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1.最新トピックオピニオン

 国会議員への文書通信交通滞在費の支給の議論が沸き起こっている。

 1日しか議員としての地位がない10月分について全額100万円を支給するのはおかしい、という意見が出されたことで、返納したり、日割り計算とする法改正もされるという。また、そもそも日割りで解決する問題ではなく、領収書等をふまえた実費精算をすべきだ、といった意見も出ている。


 https://www.nishinippon.co.jp/item/o/833944/

 

 ただ、こんな構造は国会議員に限ったような話ではない。企業においても似たような問題は存在しており、しばしば相談を受けたりする。

 

 例えば交通費や固定残業代といった手当についてであり、賃金の支払期間すべて有給休暇を取得しているような場合に、これらの手当を支給しなければならないか、といった形で問題が顕在化することがある。

 交通費は通勤に実際に係る実費を補填する趣旨であるし、固定残業代も実際に残業の発生が見込まれることを前提に支給するものである。有休を取得していてこれらの必要性や可能性がないのに支給しなければならないのか、といった問題である。

 

 結論からいえば、手当の支給条件として賃金規程で特に定めがなければ基本的には支払わざるを得ないであろう。

 逆に規定で定めておけば対応は可能と考えられる。

 もっとも、例えば1日だけ出勤して残りの出勤日が有給の場合にどのように支給するのか、といった問題も残る。

 公平性を担保するためにはある程度明確なルールを作っておく必要があるといえるだろうし、事務作業の負担が増えすぎないようにする必要もある。

 いずれにしても制度設計をしっかり行う必要があるだろう。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

2. 今週のオススメ

 当事務所では毎週水曜日に「ホライズンのオススメ!」を更新しています。

【ホライズンのオススメ! №286】MELOGAPPA
 >>> http://www.horizon-law.jp/news/melogappa/

 今回は高井弁護士のオススメYoutuberをご紹介しています。素晴らしい曲をたくさん配信されていますが、説明するのは難しいので、ぜひ一度ご覧ください。

※ 最新の更新情報は当事務所のFacebookページでもお知らせしています。

ぜひ「いいね!」をお願いします。
>>> https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

3. 近況報告

 皆様いかがお過ごしでしょうか?最近今まで以上に都内を自転車で疾走している弁護士の高井です。

 最近Apple Watchを購入したのですが、GPSで位置情報や心拍数などがちゃくちゃくと記録されてるのが面白いです。

 先日も文京区から出て高田馬場から中野を抜けて高円寺まで行き、一気に南下して世田谷を抜けて渋谷まで、青山通りを進んで赤坂、霞ヶ関を抜けて有楽町の先を抜けてから文京区の自宅に戻るという、総延長約40キロの道のりを3時間かけて走ってきました。

 地図上の移動履歴を見るとまさに都内を四角く一周してしました。

 さすがに最後は疲れてましたが爽快です!

 

 というわけで今週はこのあたりで。
 今後ともよろしくお願いします。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ご友人などへの転送はご自由にどうぞ!
ただし著作権は当事務所に帰属しますのでその点はご注意を!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

バックナンバーはこちら
http://www.door-kigyouhoumu.net/mailmagazine

───────────────────────────────────

■ 発行元:ホライズンパートナーズ法律事務所

【事務所公式】
http://www.horizon-law.jp/
【Facebook】
https://www.facebook.com/HorizonLawOffice/
【スタートライン人事労務】
http://www.roumu-startline.net/
【企業法務の扉】
http://www.door-kigyouhoumu.net/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ホライズンのメールマガジン(無料)

ホライズンパートナーズ法律事務所では週1回、メールマガジンを発行しています。当サイトの企業法務TOPICS更新情報のほか、企業法務等に関する近時のニュースや最新判例を弁護士の視点で解説します。ぜひご登録ください。

法律相談のご予約・お問合せはこちら

お気軽にお問い合わせください。

03-6206-1078

電話受付時間:平日 9:30〜20:00

パソコン|モバイル
ページトップに戻る